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オフィスラブ【涼子 partT】


  • 「あー〜〜!やりてー!!」

    三上涼子が同僚の羽柴友恵と公園でのランチ中に叫んだ。

    「また言ってる・・・。だから’やり友’探せっつってんのよ。」

    涼子はお茶を飲んでため息をついた。

    「羽柴は川田さんとやりまくってるから体が寂しい気持ちなんかわかんないのよ。」

    友恵はしーっと人差し指を口にあてた。

    「ちょっと、誰が聞いてるかわからないじゃない!やめてよ!」

    友恵は川田という妻子持ちと不倫関係にあった。
    涼子は声のトーンを下げた。

    「・・・ごめん。でもさ、川田さん奥さんにバレてないのかな?ほぼ毎日あんたん所行って
    セックス三昧でさ。」
    「さあ?どっちにしろ奥さんとはレスってるし、家に帰ってもほとんど会話も無いんだって。
    夕飯も朝ご飯も用意されないらしいよ。」

    涼子はふーんと言って友恵を眺めた。

    (乳でけー・・・)

    友恵は色白でバストも大きい。若干ふくよかな感じがまたエロさを感じさせる。

    「ねえ、川田さんとヤッて、毎回ちゃんとイクの?」
    「あたりまえじゃん。毎回も何も、1回で何回もイカされるよ。やっぱり、40超えると違うね。
    奉仕に次ぐ奉仕って感じ。イカせることに意義を感じてるからね。」
    「いーな〜〜!!」

    涼子は心の底から羨ましがった。

    「あんたイイ男に当たらなさすぎなのよ。早くセックスが上手い男捕まえな!」

    涼子は今までの彼氏たちを思い出した。

    どの男もまったく的外れな愛撫をして、自分はセックスが上手いと思ってる男たちばかりで、
    涼子はいつもイッたふりや気持ちいいふりをして男が射精して眠ったあと、もやもやが残る体を
    自分で慰めたものだった。

    「そんな奴、本当に世の中にいるのかな??」

    涼子はいたとしても自分には巡り合えないと心のどこかで思っていた。

    友恵のようにエロい体でもなければ、顔も特別悪くもなければ特別美人でもなく並だし、下半身デブだし、
    思春期の頃のにきび跡やしみのある肌を隠すための化粧と、食べさせる相手のいない料理だけが年々
    上手くなっていくぐらいだった。

    ’標準以下’の自分に巡ってくる男なんてたかが知れてると最初から諦めている部分があった。

    「あのねえ、待ってるだけじゃ見つからないの!自分で積極的に探すんでしょうが。
    ほら、昼休み終わるよ。いこ!」

    涼子がオフィスに戻ると、同期の湯山陽平が隣の席に座っていた。

    「あ、戻ってきたんだ。お疲れ。」
    「おう。」

    湯山は先週から名古屋に出張に行っていたのだが、どうやら今日の午前中のうちに帰ってきたらしかった。

    「どうだった?名古屋」
    「あぁ、多分大丈夫。」

    湯山は営業部で期待の星であり、涼子たち同期の中では一番業績を上げている。
    今回も大事なプレゼンを任され、名古屋へ行っていた。

    「でもさすがに疲れたな。」
    「飲みに行く?」

    涼子は何気なく誘った。

    入社した時から二人は仲が良く、何でも話せる友達だった。
    湯山は仕事も同期一だったが、容姿も同期一だった。

    背も高く、綺麗なストレートの髪は切りに行く暇がないのか少し伸びている。メガネがとても良く似合うが、
    外しても男前なのが伺える。

    湯山には長く付き合ってる遠距離恋愛中の彼女がいた。

    「お前と?また二人?」
    「誰か他に呼んでもいいよ。」

    湯山は、んーと少し考えた後めんどくさそうに言った。
    「まあ、いーか。人数増えると仕事の話ばかりになるから。面倒だし。」

    涼子はわかったと言って仕事に戻った。

    二人が仲がいいのは周知のことだった。湯山には彼女がいることも知られていたので、
    二人の仲が怪しまれることはまずない。いつも二人で飲みに行くが、特に内緒にもしていなかった。

    夜8時。涼子と湯山はいつもの居酒屋で飲み始めた。

    「あーあ、どっかにいい男いないかなあ〜。」
    「お前の言ういい男は’ヤルのが上手い男’だろ?お前、相当欲求不満だな。」

    湯山が冷ややかな眼差しで言った。

    「あんたにはわかんないわよ。」

    涼子は湯山には抵抗なくこの手の話をした。
    切れ長の目に、シャープな顎、女性より綺麗と思われる肌。

    性格もクールで、メガネ男子がモテている昨今、湯山も例外なくモテており、本命の彼女以外にも
    遊ぶ相手はいくらでもいるようだった。

    涼子はしょっちゅう湯山からいろいろな職種の女性のセックス事情を聞いていた。

    正直なところ涼子としては湯山は好みのタイプではあったが、もう何年も友達の関係だったし、
    湯山の女性への冷たい態度などを良く知っていたので、二人の間に色恋が入ってくることはなかった。

    「ねえ・・・前から聞きたかったんだけど、あんたってどんな風に女を喜ばすの?」

    湯山はグラスに残っている焼酎をぐいっと一気に飲み干した。

    「お前って本当、エロばっかだな・・・。女の喜ばし方だって?そんなの決まってる」

    涼子は目を輝かせた。

    「え!?決まってるの!?教えて!」
    「アホか。お前が聞いてどーする。」

    涼子はちぇっと拗ねた。

    (こいつ・・・このポーカーフェイスを取り去ってやりたいなあ・・・)

    湯山とは入社以来仲が良いが、涼子の方はいつも自分の話しをしても、湯山のプライベートというのは
    あまり聞いたことがない。
    昨日抱いた女の話はするが、本命の彼女の話はあまりしない。

    「おい、三上。顔にやりたいって書いてあるぞ。」

    湯山が呆れた顔をして言った。

    「うるさいなあ・・・」

    涼子はかなり酔っていた。最近特に一人身が辛い。

    せめて好きな男でもいたら彼氏にしようと努力するのに、その『対象物』もない。
    このまま女の良い時期が過ぎてしまうのだろうか・・・。

    「・・・俺とやってみるか?」

    突然湯山が言った。
    涼子は「へ?」と間の抜けた声を出した。

    「やるって・・・セックス?」
    「そう。セックス。」

    湯山は酔っている風でも無ければ、照れている風でもない。まったくいつも通りの表情でどういうつもりで
    言ったのか、読めなかった。

    「迷うならやめとけ。俺も今、この瞬間だけそういう気になっただけで、明日にはもうそんな気も
    起こらないだろうから。」

    涼子は酔っていたが、さすがにこの提案で酔いが冷めた。

    (ゆ、湯山とセックス?)

    正直、できるわけないというのが最初の感想だった。
    湯山にしたって、明日には気が変わってるなんていうくらいだから、どうしてもやりたいわけでも
    ないのだろう。しかし・・・。

    『待ってるだけじゃ見つからないの!自分で積極的に探すんでしょうが。』

    友恵の言葉が頭に浮かぶ。

    (ここは積極的になってみるか・・・?)

    湯山がどんなセックスをするのかも興味はあった。

    (待て、今日の下着は上下揃ってたっけ・・・?ええーい!余計なこと考えてないで、もう良い機会だ!
    やっとけ!私!)

    「やる!!!」

    涼子は叫んだ。周りの客が驚いて二人を見た。

    「バカ、声がでけーよ。」

    湯山が涼子の頭を軽くたたいた。

    「ごめん・・・でも、どこで?」
    「俺んちはまずいから、お前んとこだろ。やっぱ。」

    湯山は会社の寮に入っていたので、さすがに湯山の部屋ではできない。

    「わ、わかった・・・。すいませーん!久保田お替り!」
    「おい、まだ飲むのかよ」

    湯山がやめとけと止めた。

    「だ、だって、あんたとやるのに酔ってないでできないわよ。」

    これからセックスするというのに、まったくムードのない雰囲気だった。

    とりあえず頼んだ久保田はキャンセルして店を出て、コンビニで酒を買ってから涼子の家に
    向かうことになった。


    家が近づくにつれ、涼子は緊張していくのがわかった。
    湯山はまったく普段通りだった。

    涼子の家には湯山は何度も来たことがある。飲み会などで飲み倒した時などは泊まったこともある。
    しかし、セックスどころか手をつないだこともない。

    部屋に入ると、涼子は買ってきたビールを早速飲んだ。

    「緊張しすぎだろ・・・」

    湯山も合わせてビールを開けた。

    「なによ、あんたはしないの?」

    涼子は二本目のビールに手を伸ばした。

    「しないね。別に。女なんてみんな一緒だろ。」

    涼子は湯山の余裕な姿を見て、こいつ本当にやる気あんのかと眉をひそめた。
    湯山がネクタイを外した。

    その姿に涼子は一気に緊張を高める。
    湯山が涼子に近づいた。

    「ええ!?もう!??」
    「もうって・・・もったいつける意味ねーだろ」

    湯山が涼子にキスしようと顔を近づけた。

    (キ、キス!?そ、そりゃ、セックスするんだもん。するよね。でも・・・!)

    「ま、待って!湯山、本当にいいの?」
    「今更何言ってんだよ」
    「だって、その、あ、あたしで・・・’勃つ’の?」
    「お前が勃たせんだろーが。」

    涼子は自信が無かった。沢山の女性の体を見てきた湯山は本当に私の体で勃起するのだろうか!?

    「私、足太いし、下っ腹出てるし・・・」
    「知ってる。」
    「じゃ、じゃあ、せめてシャワーを・・・」

    湯山が怒った顔で言った。

    「あのなぁ、いいかげんにしろよ。次何か言ったら、もうやらねーからな。」

    涼子はハッとして口を噤んだ。

    (ええーい!もうどうにでもなれ!)

    涼子はぎゅっと目を瞑り、湯山のキスを受けた。

    ひんやり冷たい唇。

    心臓がバクバクと打つのが湯山に伝わりそうだ。
    湯山の手が涼子の頬を包んだ。

    それを合図かのように、二人して唇を開いて、お互いの舌を探った。

    (うわ・・・湯山のキス・・・)

    優しく舌が動き、涼子の唇をいやらしく舐めた。
    涼子は湯山の背中に手を回してしがみついた。緊張で体が震える。

    (これじゃ、まるで処女だよ・・・)

    チュ・・・クチュ・・・。

    湯山はたっぷり時間をかけて涼子の体の強張りが解けるまでキスした。
    涼子も一生懸命それに応えた。

    やっと湯山が涼子をキスから解放した時には、涼子の体はぐったりと湯山にもたれかかっていた。
    全身が火照る。

    湯山の顔を見る。乱れた感じはないが、いつもより真剣な眼差しな気がした。
    湯山が涼子の服を脱がす。

    (うわ〜恥ずかしいぃ〜〜!!)

    シルクのキャミソールとブラとショーツだけになった。
    涼子は恥ずかしさで顔が上げられなかった。

    湯山がもう一度涼子にキスし、唇が顎、首筋、鎖骨へと滑る。
    両手の指先で優しく肩から二の腕を撫でた後、肩甲骨から背中を撫でた。

    優しい指先の感触に、涼子の体にくすぐったさと心地よさが走る。

    (なんか・・・この触り方って、すごく大事にされてるみたいな気になるな・・・)

    再び、湯山の唇が涼子の唇に戻り、指先がつつ・・・と鎖骨から胸へと移動する。
    湯山の長い指がやんわりと涼子の胸を包んだ。

    涼子は自分の体に自信がなかったが、特に胸に自信が無かった。
    特に大きくもないし、乳首もピンク色ではなかったし、歳のせいかハリもなくなってきている。

    しかし、湯山に優しく揉まれていると、女性として乳房があることを強く感じ、いやらしい気分になった。
    キャミソールとブラの上から既にツンと立った乳首を摘まれる。

    (あ・・・)

    涼子の体がわずかに震えた。

    湯山は手馴れた手つきでブラのホックを片手で外した。
    涼子の胸が窮屈に押し込められていたブラから開放される。

    湯山はすぐに乳房を触らず、涼子の脇の下を優しくなでたり、ウエストから腰骨に添って指を滑らせる。

    (こんなにゆっくり、時間かけて触られるの、初めてかも・・・)

    湯山の指がすーっと滑るので、まるで自分の肌が極上の肌かのような錯覚に陥る。

    (気持ちイイ・・・)

    手が乳房を包み込むと、涼子は少し体を反らせた。

    「ん・・・」

    その手は優しく揉んだり、指で撫でたりを繰り返し、なかなか乳首を触ってくれない。

    涼子の体がうずうずし始めた。
    唇を離し、湯山の表情を見ようとした瞬間、湯山の指が、涼子の乳首を捕らえた。

    「あっ・・・!」

    コリ・・・と摘まれると、全身に快感が走った。思わず目を瞑る。

    湯山に全身を撫で回されていたからか、敏感になっている気がした。

    湯山はキャミソールとブラをめくり、涼子の胸を眺めた。
    思わず恥ずかしさで顔を手で覆う。

    (ぎゃ〜〜〜!!)

    湯山が涼子の左腕を持ち上げ、脇に舌を這わせ始めた。

    「・・・・・!」

    くすぐったさに身をよじる。

    (こ、こんなことされたの初めて・・・)

    女性の性感帯は脇や太ももにもあると聞いたことはあるが、胸や性器だけをいじって、
    挿入して終わりというセックスしか経験が無かった。

    湯山は心得ているようで、脇から乳房の膨らみにかけて丹念に舐めた。
    徐々にくすぐったさから、ぞわぞわした感覚になる。
    涼子は身をよじった。

    「ん・・・っ」

    とうとう湯山の舌が敏感になっている涼子の乳首を捕らえた。

    「あ、あ、あ・・・」



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